久が原物件① 中古住宅の本質は「家」ではなく「環境」を買う

物件と不動産仲介業者は散々だった久が原。しかし、駅を降りた印象がとても良かったので「久が原」という地域には興味を持ちました。そこでグーグル先生に久が原について訊いてみることにしました。

すると、久が原と山王は大田区の中では田園調布と並ぶ高級住宅街であるとの情報がたくさん出てきました。関西出身の私は久が原と山王という地名は知りませんでしたが、田園調布という地名は知っていました。そうか、どうりで二つとも立派な家が建ち並んでいたはずです。

中でも久が原は、昔から住居として利用されてきた土地であり、弥生時代から竪穴式住居が多数建てられていた歴史有る土地のようです。久が原は高台に位置しているため、地震や水害の被害にあいにくく、科学の発達していなかった古代の人は「安全」を求めて高台に住居を構えていったのです。

その後、現代史においては田園調布の方が全国的に有名になりましたが、久が原も良好な住環境を求める人には今でも人気のエリアとなってるようです。なるほど。

ここで、あることに気づきました。

建物は建て替えられる、土地は簡単に変更出来ない

久が原の中古物件は荒れ果ててましたが、建物はリフォームすれば何とかなるでしょう。リフォームでもどうにも出来なければ「建てかえる」ことも出来ます。中古住宅を購入するなら外観の劣化した建物そのものより、建物が建っている「土地」自体の方が重要だということです。「土地」とは「同じ物」が二つ存在しない「唯一無二」の物です。良い「土地」は早い者勝ちで古くから住んでいた人が良い場所を保有しています。「建物」の性能では中古が新築に勝てるわけがありませんが、「土地」の性能では新築は中古の方が分があるのです。

「築浅の中古住宅」ならまだしも、築20年近い中古物件を買おうとしているのに「建物」に目を奪われてしまっている。「新築を見る目」で「中古住宅」を評価してしまっている自分に気づきました。

「久が原地域」という土地と地域の方が大切なのに。

そう考えた私は、対応に不満のあった不動産仲介業者を変えて、再度「久が原」を訪れてみることにしたのでした。


大元 隆志

大元 隆志

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