住む地域をめぐって妻と口論

「いつも行く美容院で蒲田のイメージを聞いたらヤンキーのイメージって言われたの。他に住むところを探さない?」

初めての内覧が蒲田だったので、妻は蒲田近辺に住むことになるのかと、不満があるようでした。(実際にはハザードマップ等の理由で候補からは外れていたのですが)自分なりに「家族」を考えて、このあたりが限界かなという所を選んでいたのに、「もう少し違う所・・・」と言われたので、少しイラッときてしまいました。

普段、声を荒げることの無い私ですが「蒲田近辺しか選べなくて悪かったな!」と、きつい口調で切り替えしてしまいました。

私は「住めば都」タイプだったのと、新宿に住んでいたので「治安が悪い」というイメージ気にならないタイプです。むしろ、蒲田の商店街の雰囲気が下町っぽくて好きです。ただ、女性目線では不安な面もあるのも分かります。

しかし、「蒲田」に住みたいというよりは、東京23区に「生活費に負担を与えないで家が買える場所」となると限られており、その候補の一つが「蒲田」だった、という「現実」があります。私も年収が今の倍有り、都内のどこでも好きな場所に住めるほど裕福なら、港区あたりを選択していたことでしょう。

妻に対する「こんなとこしか選べなくて悪かったな」という苛立ち。一方で「妻が自信を持って人に自慢できる場所に家を買えない自分の不甲斐なさ」に対する苛立ち。「家を買う」という行為は、自分の現実社会での「限界」を突きつけられる時でもあります。互いの「主張」を全て取り入れた理想の家を手に入れられる人は、ほんの僅かな確立でしか存在しないでしょう。

家探しで見落とされがちな大切なこと。「夫は妻に歩み寄り、妻は夫に歩み寄る」そんな考え方が「家族の家探し」には大切なのではないでしょうか。

独り身では無く、家族として家を選ぶことの難しさを感じたのでした。


大元 隆志

大元 隆志

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