再び賃貸物件の内覧

6月14日。妻の出産まであと、162日。競売開始まであと、75日。

賃貸物件担当の妻から送られてきた、URLを見ると場所は都立大学前。敷金、礼金ゼロで、月々の家賃は七万五千円。部屋は2DKとあります。六畳と四畳の部屋に台所。風呂がユニットバスというのは気になりますが、敷金、礼金がゼロであることを考えると、妥当といったところでしょうか。

気持ちの上では、物件購入に傾いていたので、賃貸はあくまでも一時的なもの。そう考えると、家賃を安くして物件購入の資金を貯めつつ物件見つかり次第、脱出することを考えないといけません。あまり多くを望めません。中々物件が決まらず、不安が募っている妻のためにも、賃貸物件の内覧をすることにしました。

都立大学前に着くと、商店街の充実した下町の雰囲気のある素敵な街が広がっていました。街の雰囲気はとても気に入りました。さて、問題は物件です。仲介業者に案内され、着いてみると・・・築40年ということで見た目は、古びた団地といった感じ。部屋は二階だったのですが、そこへ続く階段は埃だらけ、ところどころ緑の藻が見え隠れしています。

暗い気持ちで階段を登り、部屋に到着。扉を開けると・・・玄関は広く、掃除されていたため、あんがいアリかも?という雰囲気。しかし、一歩部屋に入ってみると・・・「狭い」その一言。六畳と書かれていた部屋がとても六畳あるように思えません。押入れがあるのでそれを混みで六畳といった感じ。隣の四畳と書かれた部屋も実質は三畳位じゃないかといったところ。

「これ、表記より狭くないですか?」と聞いてみると、「一畳、二畳と言っても基準にしてる地域によって大きさが違ったりするのでそのせいかと」という回答が。確かに、畳のサイズは関東と関西など、地域によって大きさが異なるそうです。代表的な例を調べてみるとこのようになります。関西より西では京間で表記されるのが一般的ですが、関東では江戸間で表記されます。京間の六畳だと江戸間は七畳ほどになるそうです。

 京間  95.5×191
 大津間 92×185
 中京間 91×182
 江戸間 88×176
 団地間 85×170

そうは、言われても感覚的にはもう一回り位小さいような気がします。大人三人が立っているのがやっとのスペース。更にユニットバス。若い頃なら気にならなかったけど、流石に今からユニットバスの生活はつらい。妻の方を見てみると、同じような印象のよう。「もう少し広いところとなると、ご予算を増やして頂かないと、厳しいですね」「そうですよね」という会話を不動産やと交わし、これ以上ここに居ても気がかわることは無さそうだったので、その場をあとにしました。

出産のために一時的に賃貸に住むなら、極力安い所が良かったのですが、そうなるとかなり条件が悪くなるのを我慢しないといけないというのが、感想でした。うーん、賃貸で一年住むだけでも、引越し代、家賃、諸経費合わせれば初年度百万円はかかります。それ出す位なら、やっぱり最初から買ったほうが良いなぁ。

いざとなったら、賃貸も仕方ないけれど、極力「買う」方向で行こう。一瞬弱気になったものの、賃貸という選択が今になっては、良いとは思えず、購入の決意を新たにしたのでした。


大元 隆志

大元 隆志

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